とやさんちのお米

美味しいお米が出来るまで( *´艸`)

田起こし

田起こし作業 雪の重みで締まった土をほぐす作業です
雪解け水が溜まって柔らかいところがあったり乾燥して固くなっているところがあったりします
狭い田んぼが多いのでトラクターを使用しても手間がかかります
〇月~〇月
畔塗作業(あぜぬり) 田んぼの周りを畔(あぜ)といいます
春先の畔は崩れていたり、生物が穴をあけたりしてしまっています
崩れたり穴があいたりしていないように田んぼの土を畔に塗付けます
〇月~〇月

苗作り

床土作り 稲のベッドとなる土に必要な肥料等を混ぜます
十分に混ぜた土を苗箱に詰め、余分な土を取り除いて平らにします
〇月~〇月
筋蒔き(すじまき) 苗の赤ちゃんの筋(お米の種)を前日に適温のお湯に浸し芽出ししておきます
ぷっくりふくれた筋からピョコっと芽が出てきています
筋蒔きの機械をセットし、苗床に筋を均一に蒔いて上から土を被せていきます
〇月~〇月
苗間作り 苗を育成するビニールハウスを組み立てます
ハウスの中に苗箱を並べて敷詰ます
ハウスを閉じて完成です(;・∀・)
苗が植え頃に成長するまで低温・高温にならないようにハウス内の温度を調整していきます
〇月~〇月

代掻き(しろかき)

荒くれ 田植えが出来るように土の塊を砕く作業です
田んぼに水を張り、土の塊に水をしみこませます
十分に水が浸み込んだらトラクターで土の塊を細かく砕いて水と混ぜていきます
〇月~〇月
中しろ 荒くれで細かくなった土を更に細かくしていきます
土が偏らないように縦・横数回ずつトラクターを走らせます
この作業を何回か繰返すとほぼトロットロの土になります
〇月~〇月
仕上げ 田植え前の最終調整です(農家さんによっては中しろで植えてしまいます)
中しろで大分トロトロになった田んぼをあまり荒らさないように仕上げをします
TVで見る田植えの風景のトロットロで素足を入れると気持ちのいい土に仕上がります( *´艸`)
〇月~〇月

田植え

田植機と苗の搬送 ついに本番の田植えです!今は手で植えるのは棚田を守る会かTVの企画だけで皆さん機械で植えます
田植機と苗を田んぼに搬送します
〇月~〇月
植付け 田植機に苗をセットして植付ていきます
今のハイテク田植機は植付と同時に肥料を撒いてしまいます
この田植機になる前は田起こしの前に田んぼに肥料を撒いていました
重い肥料は撒くのが重労働でしたが文明の利器に助けられています
ハイテク田植機を使用しても田植には2日程かかります
〇月~〇月
後片付け 全ての田んぼ作業に共通するのが土を落とす作業(;・∀・)
頑固な泥汚れは機械、苗箱、服、履物にもへばり付いてなかなか取れません
ハイテク田植機を大事に高圧洗浄機で洗い、苗箱も洗ってしまいます
お米の収穫を終えるまで泥汚れとの戦いは続きます(;´Д`)
〇月~〇月

苗の成長と水の管理

水廻り 小さい苗の成長に欠かせないのが水
田んぼに水が溢れないように止め&乾かないように水を入れ
苗が大きく育ち、穂を実らせ稲になるまで毎日水廻りをします
〇月~〇月
水切り 苗が大きく育った頃、一度田んぼの水を無くします
中干といって田んぼの表面を硬くしたり、土に酸素を供給したり、苗の成長のし過ぎを抑える効果があります
水切をするとお米栽培も丁度中間ぐらいを感じます
〇月~〇月
難しい水の管理 中干を終えた後の水の管理はとてもデリケートです
中干を終えた苗の根は水中用の根から陸上用の根に変化しています
水の中で酸欠にならないよう、陸上で枯れないように繊細な水の管理が必要です
ここまでくればあと一息!美味しいお米はまもなくです(*´з`)
〇月~〇月

収穫作業

黄金の輝き 穂をたわわに実らせた稲は緑から黄金色に!
黄金の輝きを放つ稲は遂に収穫の時を迎えました!
収穫前に水は完全に抜いてしまい機械が入れるように土の表面は硬く、稲もカラッカラに乾燥させておきます
〇月~〇月
コンバインで稲刈り 稲刈りの最強のお供!コンバインの出番です( ゚Д゚)
田植機と同じ1年に1度しか活躍の場がないハイテク機械
稲刈りから脱穀までをあっという間に終わらせてくれます
ハイテクコンバインは脱穀した籾(もみ)を軽トラに載せたホッパーに直接移し替え搬送します
昔のコンバインは籾袋に入れ重い籾袋を軽トラに積替え搬送していました
本当に文明の利器には感謝です
コンバインでの稲刈りは乾燥の関係もあり3日~4日の日数を要します
雨が降ると稲が濡れてしまい機械の故障を招くので刈取作業が出来ない為、天気との勝負です
〇月~〇月

乾燥作業と出荷

籾の搬送 コンバインから移し替えられた籾を軽トラで搬送します
搬送された籾は乾燥機に移し替えられ乾燥作業に入ります
〇月~〇月
乾燥作業 収穫したばかりの籾は多くの水分を含んでいます(乾燥しているように感じますが)
水分を含んだままだと蒸れて腐ってしまったりと長期保管に向かないので乾燥が必要です
乾燥機の中で温風を当て、過乾燥しすぎないように定期的に水分測定をしながら朝までゆっくり乾燥させます
急激な乾燥や過乾燥は実割れの原因となりますので慎重な乾燥作業が必要です
〇月~〇月
出荷作業 乾燥を終えるといよいよ出荷です
乾燥機の中の乾燥籾を出荷用のホッパー(鉄の容器)に移し替え農協の出荷場所まで搬送します
この出荷作業も昔は籾袋に入れ、人力で軽トラに積替えて搬送していました
米価の下落は自動化が原因の一因ではありますが、お米作りの負担は軽減されて皆さんには余裕をもってお米をお届け出来ています
〇月~〇月

お米の販売

お米の保存 とやさんちのお米は籾保管です(*´з`)
通常お米は保管場所を節約するために玄米にしてしまいます
玄米でもお米用の冷蔵庫に保管しておくことで味の低下はある程度防ぐ事は出来ます
とやさんちが籾保管にこだわるのは籾での保管は収穫仕立ての味を長期間保つ事が出来るからです!
〇月~〇月
お米の精米 籾で保管されているお米を精米すると(;・∀・)
収穫仕立ての美味しいお米をほぼそのまま再現できます( ゚Д゚)
とやさんちのお米では基本的にご注文を受けてから精米を致します
精米したてのお米は炊き上がりの味と輝きが違います( *´艸`)
〇月~〇月
お米の発送 精米を終えた美白米達は慎重に計量をし大切に梱包致します
ご要望により簡易梱包(お米袋をお米袋で包んでテープで巻いた状態)にて発送も可能です
段ボールの処分に困るという方はお気軽にお申しつけ下さい
大切に梱包をしたとやさんちのお米はお嫁に出す気持ちで大切に大切に皆様のお手元に届けられます
〇月~〇月

一年かけて大切に育てた"とやさんちのお米"大切に皆様にお届けします( *´艸`)